人の声に、改めて感動 ログイン会員登録

明日から使える韓国語 第929号 (2023/05/11)

「人の声に、改めて感動」

ゴールデンウィーク前半に少しだけ実家に帰りました。ちょうど従妹(いとこ)と姪(めい)が通う音楽教室の発表会があり、聴きに行きました。

会場の小さなホールは富士山の麓にある河口湖畔にあります。湖と富士山を見ながら会場に向かい、ステンドグラスのある円形ホールに入ります。抜群のロケーションです。

子供から大人までの、歌とピアノの発表なのですが、印象的だったのは、10歳くらいの子供からティーンエイジャーまでの歌の発表でした。

一人で歌う子供、複数で歌う子供がいましたが、どうして子供の歌声というのは、こんなに心が洗われるのでしょう。自分でも驚くぐらいこれらの歌声に癒されて、忙しかった年度末の疲れがどこかに行ってしまいました。特に感動したのは、

보이 소프라노(ボイ ソプラノ/ボーイソプラノ)

です。

변성기 전의 소년의 음역
(ピョンソンギ ジョネ ソニョネ ウミョk/変声期前の少年の音域)

という説明があります。

少年独特の声、というものがあるのでしょうか。変声期前で、もうこの声は聞けないと思うから、なんとなく儚(はかな)く特別なものに聴こえるのでしょうか。

思えば、生まれたての赤ちゃんの泣き声もほんの一瞬ですぐに変わりますね。幼児期の声というのもまたかわいく、小学生くらいになるとまた変わります。

プロの歌手に目を向けると、歳とともに明らかに声が変わった人もいれば、ほとんど変わらない人もいます。変わらないのは訓練の賜物(たまもの)かもしれませんが、どんな努力をすれば声は変わらないのでしょうか。

声って、不思議ですね。

それでは、また来週お目にかかりましょう。
감사합니다. 안녕히 계십시오.
 
<著者-幡野 泉>
-1995年早稲田大学第一文学部卒業
-1998年延世大学校韓国語学堂に入学
-留学中にコリア・ヘラルド新聞社主催の「第33回外国人韓国語雄弁大会」 にて
  最優秀賞・文化観光部長官賞を受賞、また延世大学校韓国語学堂の雄弁大会にて第1位
-約1年の留学生活の後、東京にある韓国大手商船会社の日本総代理店に就職
  3年半の間、日韓ビジネスの現場に立つ
-2002年3月「杉並区ビジネスプランコンテスト」にて優勝
  題目は「日韓ビジネス交流の橋渡し」
-2002年8月有限会社アイ・ケー・ブリッジを設立
-2004年4月東京・虎ノ門にて「シゴトの韓国語講座(現・アイケーブリッジ外語学院)」を開講
-2006年4月より、「All About 韓国語」ガイドを務める
-東洋経済日報に「ビジネス韓国語会話」を連載
  メールマガジン「明日からすぐ使える!知ってトクするシゴトの韓国語」を発行中
-著書に『すぐに使えるシゴトの韓国語』『レベルアップ シゴトの韓国語』(いずれも三修社刊)
  『すぐに使えるシゴトの韓国語』(アルク刊)がある

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