チャレッソヨ、は善か悪か ログイン会員登録

明日から使える韓国語 第882号 (2022/04/14)

「チャレッソヨ、は善か悪か」

前号に続き映画の話題です。翻訳書『無礼な人にNOと言う44のレッスン』(白水社)の
中に、アメリカの映画監督、デイミアン・チャゼル氏のことが書かれています。
氏の『ラ・ラ・ランド』は有名ですが、その前の作品『セッション』にも触れられて
いて、その作品を生み出したエピソードが興味深く、いちど観てみたかったのです。

この作品は、アメリカの名門ジャズスクールの話。超パワハラ教師と、その下で
ドラマーデビューを果たしたく血のにじむような(本当に血がにじむのですが…)
努力をする学生の話です。

「猛烈な努力をして芸を極める」系の映画は割と好きなのですが、このパワハラ
っぷりには圧倒されてしまいました。その教師のセリフの中に、「英語の中で
もっとも危険な言葉は’Good job(いいぞ、上手だ)’だ」というシーンがあります。

これは、安易に褒めていたりしたらいい気になって学生は伸びない、という
ことを言いたいのだと思いますが、いまの時代の流れと逆行していますね。
パワハラ問題もさることながら、「褒めて育てる」という教育方針などなど…。

韓国語の場合、

「잘했어요.(チャレッソヨ/上手です。うまいです。)」

になりますが、私も授業の中で、あ、いまの受講生の方のパフォーマンス、
良いな!と思うと、「잘했어요.」と言います。受講生の方はさらに自信を持って
言葉を発することができ、逆に「魔法の一言」だと思うのですが、
映画のパワハラ教師さんとしては危険(非常に良くない)のですね。

目指すものの程度の違い、と言われてしまえばその通りなのですが、
皆さんはどうお考えでしょう。映画『セッション』、話題作でもありますので、
ぜひいちど、観てみてください!
 
<著者-幡野 泉>
-1995年早稲田大学第一文学部卒業
-1998年延世大学校韓国語学堂に入学
-留学中にコリア・ヘラルド新聞社主催の「第33回外国人韓国語雄弁大会」 にて
  最優秀賞・文化観光部長官賞を受賞、また延世大学校韓国語学堂の雄弁大会にて第1位
-約1年の留学生活の後、東京にある韓国大手商船会社の日本総代理店に就職
  3年半の間、日韓ビジネスの現場に立つ
-2002年3月「杉並区ビジネスプランコンテスト」にて優勝
  題目は「日韓ビジネス交流の橋渡し」
-2002年8月有限会社アイ・ケー・ブリッジを設立
-2004年4月東京・虎ノ門にて「シゴトの韓国語講座(現・アイケーブリッジ外語学院)」を開講
-2006年4月より、「All About 韓国語」ガイドを務める
-東洋経済日報に「ビジネス韓国語会話」を連載
  メールマガジン「明日からすぐ使える!知ってトクするシゴトの韓国語」を発行中
-著書に『すぐに使えるシゴトの韓国語』『レベルアップ シゴトの韓国語』(いずれも三修社刊)
  『すぐに使えるシゴトの韓国語』(アルク刊)がある

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