明日から使える韓国語 第821号 (2020/12/10)
「マグニチュード」
もう12月。今年はコロナで始まり、コロナで終わり、そしてまだ続く……という感じで、
「締めくくる」雰囲気にはなかなかなりませんね。
でも、来年はもうすぐそこ。2021年、オリンピックが東京で、おそらく開かれるでしょう。
そして、東日本大震災から10年という節目を迎えます。
コロナ流行も私たちの生活を脅かしましたが、見えないものであるので、
どうも怖さを実感しにくい、という側面があると思います。
一方、「地震、雷、火事…」とはよく言ったもので、地震の恐怖は身体に迫ってくる
ので、東日本大震災の時の揺れとその後続いた不安を思い出すたびに、
心がざわつきます。
さて、地震の規模はご存知「マグニチュード」で表しますが、韓国語ではどう表すか
ご存知ですか?
리히터 규모(リヒト キュモ/リヒター規模、マグニチュード)
で表します。
2016년 9월12일 오후 8시32분
경북 경주에서 리히터 규모 5.8의 지진이 일어났다.
(イチョン シmニュンニョン クウォr シビイr オフヨドrシ
サmシビブン
キョンプk キョンジュエソ リヒト キュモ オチョmパレ チジニ イロナッタ/
2016年9月12日午後8時32分、慶尚北道慶州でマグニチュード5.8の地震が発生した。)
「地震は絶対に起こらない」と言われていた韓国で中規模の地震があったのは
数年前のこと。日本も、韓国も、油断はできませんね。
以前、メールマガジンで取り上げたことがありますが、韓国語は台風の呼び方も
日本語と異なります。日本は数字に号をつけますが、韓国ではその台風ごとに命名された名前で
呼びますね。しかし、最近日本の報道でも台風の名前を言っているのを聞きました。
国際標準に合わせはじめたのかもしれません。
第830号:「気になる、が、気になる」
第829号:「ムン大統領の新年の辞を同時通訳!」
第828号:「’推(お)し’の韓国語」
第827号:「瀋陽市のPCR検査」
第826号:「悔しくて、一念発起」
第825号:「立ち往生」
第824号:「グラミー賞」
第823号:「緊張が走るアイスクリーム店」
第822号:「僭越(せんえつ)ながら、乾杯の音頭を…」
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<著者-幡野 泉> -1995年早稲田大学第一文学部卒業 -1998年延世大学校韓国語学堂に入学 -留学中にコリア・ヘラルド新聞社主催の「第33回外国人韓国語雄弁大会」 にて 最優秀賞・文化観光部長官賞を受賞、また延世大学校韓国語学堂の雄弁大会にて第1位 -約1年の留学生活の後、東京にある韓国大手商船会社の日本総代理店に就職 3年半の間、日韓ビジネスの現場に立つ -2002年3月「杉並区ビジネスプランコンテスト」にて優勝 題目は「日韓ビジネス交流の橋渡し」 -2002年8月有限会社アイ・ケー・ブリッジを設立 -2004年4月東京・虎ノ門にて「シゴトの韓国語講座(現・アイケーブリッジ外語学院)」を開講 -2006年4月より、「All About 韓国語」ガイドを務める -東洋経済日報に「ビジネス韓国語会話」を連載 メールマガジン「明日からすぐ使える!知ってトクするシゴトの韓国語」を発行中 -著書に『すぐに使えるシゴトの韓国語』『レベルアップ シゴトの韓国語』(いずれも三修社刊) 『すぐに使えるシゴトの韓国語』(アルク刊)がある ■ お問合わせはこちらまでお願いします。 ![]() 「アイケーブリッジ外語学院」 http://www.ikbridge.co.jp/ TEL 03-5157-2424 |