明日から使える韓国語 第796号 (2020/06/11)
「小確幸」
昨日、教室で仕事をしていたところ、通訳クラスご担当の嵯峨山みな子先生が
フラッと来校されました。
あれっ、今日はご担当の日でないよな…と思ったところ、近くでご用事があり、
立ち寄ってくださったそうです。
3月末から通訳クラスはオンラインで行っているため、先生とはオンラインでは
何回もお顔を合わせていますが、こうして会うのは数ヶ月ぶりでした。
ほんの10分程度でしたが近況を話し、その後、こんなお話しをお寄せくださいました。
=====
学校の前に咲いていた紫陽花(あじさい)が綺麗だった。情報交換をして、
非対面もいいけどやはり対面はもっといいと実感した。
ここのところ限られた範囲内の移動しかしていなかったので、とても新鮮で、
これが소확행(小確幸、ささやかでも確かな幸せ)なんだなぁと気づかされた。
今年見るあじさいは心に響く。
=====
色とりどりの紫陽花、いまどこを歩いても綺麗に咲いていますね。
소확행(ソファッケン)、数年前に韓国で話題になった言葉ですが、
もとは村上春樹さんのエッセイに出てきた言葉だそう。
여러분은 어떨 때 소확행을 느껴요 ?
(ヨロブヌン オットr テ ソファッケンウル ヌッキョヨ?/
皆さんはどんなときに小確幸(しょうかっこう)を感じますか?)
(スマートフォンで「しょうかっこう」と打ってみたら、「小確幸」が出てきました!)
誰もがここ数ヶ月我慢を強いられていましたから、いまがまさに小確幸を感じられるときかもしれません。コロナ流行はまだ油断はできませんが、気を引き締めつつ、小確幸を見つけていきたいと思います。
第825号:「立ち往生」
第824号:「グラミー賞」
第823号:「緊張が走るアイスクリーム店」
第822号:「僭越(せんえつ)ながら、乾杯の音頭を…」
第821号:「マグニチュード」
第820号:「うろこ~韓国のしりとり」
第819号:「アーカイブ配信」
第818号:「防疫」
第817号:「シゴトの韓国語 修了テスト~エックスジャパン」
![]() |
<著者-幡野 泉> -1995年早稲田大学第一文学部卒業 -1998年延世大学校韓国語学堂に入学 -留学中にコリア・ヘラルド新聞社主催の「第33回外国人韓国語雄弁大会」 にて 最優秀賞・文化観光部長官賞を受賞、また延世大学校韓国語学堂の雄弁大会にて第1位 -約1年の留学生活の後、東京にある韓国大手商船会社の日本総代理店に就職 3年半の間、日韓ビジネスの現場に立つ -2002年3月「杉並区ビジネスプランコンテスト」にて優勝 題目は「日韓ビジネス交流の橋渡し」 -2002年8月有限会社アイ・ケー・ブリッジを設立 -2004年4月東京・虎ノ門にて「シゴトの韓国語講座(現・アイケーブリッジ外語学院)」を開講 -2006年4月より、「All About 韓国語」ガイドを務める -東洋経済日報に「ビジネス韓国語会話」を連載 メールマガジン「明日からすぐ使える!知ってトクするシゴトの韓国語」を発行中 -著書に『すぐに使えるシゴトの韓国語』『レベルアップ シゴトの韓国語』(いずれも三修社刊) 『すぐに使えるシゴトの韓国語』(アルク刊)がある ■ お問合わせはこちらまでお願いします。 ![]() 「アイケーブリッジ外語学院」 http://www.ikbridge.co.jp/ TEL 03-5157-2424 |