キーワードとなった韓国語 ログイン会員登録

明日から使える韓国語 第749号 (2019/06/13)

「キーワードとなった韓国語」



先日、神保町の韓国専門ブックカフェ「CHEKCCORI」にて、

翻訳書『無礼な人にNOと言う44のレッスン』刊行記念イベントを行いました。

本に囲まれた落ち着いた空間の中、温かい視線を投げかけてくださる

皆さんの前で、翻訳の裏話、原書との比較、これまで考えてきたことなどを

率直に語ることができました。

場を与えてくれたチェッコリさん、白水社さん、参加者の皆さんに感謝申し上げます。



幡野のTwitter】で毎日1回を目安に、書籍の中から印象的な

フレーズをツイートしています。

イベントの様子の写真もアップしていますので、

Twitter
が見られる方は是非ご覧になってください。



イベントの中で、「キーワードとなった韓国語」に触れました。

日本語に訳すのが難しいんだけれど、書籍全体を貫くきわめて重要な単語たち。

5つピックアップし、解説をしました。その中の一つが、



갑질(カpr



日本語では「パワハラ」と訳すのが一般的ですが、直訳すると

「甲のふるまい」というような意味になります。



(カp/甲)は、契約書でいう甲乙関係の甲。

業務を依頼する側のことなので、強い立場、主導権を握る方、

と解釈されることが多く、ここでも強者的な意味を持ちます。

そして、は、「良くない行動」を表すことばです。

従って、立場を利用し傍若無人に振る舞うこと…… 「パワハラ」を指します。



(ちなみに、白水社の担当者さんが、甲乙は必ずしも強弱関係を

表すことではない、あくまでも協力関係の関係性の性質のことだ、

とおっしゃっていましたが、とてもうなずくお話でした。)



日本でここ何年か「パワハラ」が社会的イシューとなっているように、

韓国でも「갑질」は、大きな社会的イシューとなっています。



書籍の中に「上司が傍若無人だったら」というパートがあるのですが、

ここでの上司は、著者が会社員として大企業の下請け業務を

していたときの取引先の相手です。

その取引先の人から、こんなことを言われます。



머리가

나쁘신

같아요.

(モリガ チョm ナップシン ゴッ カタヨ/ちょっと頭が悪いようですね)



驚くべき一言ですが、その他にも理不尽な扱いがあり、

疲弊していたところ、同僚からこんなふうに言われます。



대기업에
다니는
사람들은
대하는
것이
직업이라


나름대로
그런
식의
조련을
해야
한다.



(テギオベ タニヌン サラmドゥルン ウルr テハヌン ゴシ チゴビラ

ナルmデロ クロン シゲ チョリョヌr ヘヤハンダ

/大企業に勤める人たちは下請けに対して強く出るのが仕事だから、

こちらはそれなりの我慢をしないといけない)

書籍で採用した訳)



なんて悲しいんでしょう。その後も著者は辛い日々を送りましたが、

そんな中、とある方の講演会に行き、聞いた言葉に癒され、少しずつ

気の持ちようを変えることにしました。その具体的な言葉はとても

心に残るので、昨日のイベントで韓国語と日本語とを読み比べて披露しました。

是非、書籍を読んでいただきたいと思います。





 
<著者-幡野 泉>
-1995年早稲田大学第一文学部卒業
-1998年延世大学校韓国語学堂に入学
-留学中にコリア・ヘラルド新聞社主催の「第33回外国人韓国語雄弁大会」 にて
  最優秀賞・文化観光部長官賞を受賞、また延世大学校韓国語学堂の雄弁大会にて第1位
-約1年の留学生活の後、東京にある韓国大手商船会社の日本総代理店に就職
  3年半の間、日韓ビジネスの現場に立つ
-2002年3月「杉並区ビジネスプランコンテスト」にて優勝
  題目は「日韓ビジネス交流の橋渡し」
-2002年8月有限会社アイ・ケー・ブリッジを設立
-2004年4月東京・虎ノ門にて「シゴトの韓国語講座(現・アイケーブリッジ外語学院)」を開講
-2006年4月より、「All About 韓国語」ガイドを務める
-東洋経済日報に「ビジネス韓国語会話」を連載
  メールマガジン「明日からすぐ使える!知ってトクするシゴトの韓国語」を発行中
-著書に『すぐに使えるシゴトの韓国語』『レベルアップ シゴトの韓国語』(いずれも三修社刊)
  『すぐに使えるシゴトの韓国語』(アルク刊)がある

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「アイケーブリッジ外語学院」
http://www.ikbridge.co.jp/

TEL 03-5157-2424

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